【2026年版】内申書の「行動の記録」欄とは?評定には出ない“もう一つの評価”をご家庭でどう意識する|埼玉県公立高校入試

内申書(調査書)というと、9教科の評定(5段階評価)に注目しがちですが、実は評定とは別に「行動の記録」という欄が設けられています。これは日々の学校生活における姿勢や態度を、教科の学習とは異なる観点から記録するものです。「うちの子は評定は悪くないのに、なぜか担任の先生から生活面の話をされることがある」と感じたことのある保護者の方もいらっしゃるかもしれません。この記事では、「行動の記録」欄がどのようなものか、2学期にご家庭で意識しておきたいポイントとあわせて解説します。

内申書の「行動の記録」欄とは

内申書には、9教科の評定のほかに、学校生活全体を通じた行動面の様子を記録する欄があります。これは「基本的な生活習慣」「責任感」「思いやり・協力」「勤労・奉仕」といった、学習面の到達度とは異なる観点から、日頃の学校での様子を担任の先生が評価するものです。評価項目や記載方法は学校・年度によって運用が異なる場合があるため、詳細は在籍中学校や埼玉県教育委員会の公式発表でご確認ください。

「行動の記録」は評定・合否にどう関わるのか

9教科の評定とは別の枠組み

埼玉県公立高校入試の合否判定は、基本的に学力検査点と9教科の評定(内申点)の合計で行われます。「行動の記録」は評定のように点数化・合計されるものではなく、調査書の中で学校生活の様子を伝える参考情報という位置づけが一般的です。ただし、この取り扱いは制度の見直しによって変わる可能性もあるため、最新の運用は各高校・埼玉県教育委員会の公式発表でご確認ください。

観点別評価・特別活動欄との違い

内申書には「行動の記録」のほかにも、各教科の「観点別評価」や、部活動・委員会活動などをまとめる「特別活動欄」があります。観点別評価は教科ごとの学習状況を評価するもの、特別活動欄は部活動や生徒会活動、資格取得などの実績を記載するものです。「行動の記録」はこれらとは異なり、教科や活動実績を問わず、学校生活全体を通じた日々の姿勢を見る欄という違いがあります。

2学期に見直しておきたい学校生活での姿勢

行事や部活動の疲れが出やすい2学期は、生活面での乱れが表れやすい時期でもあります。「行動の記録」は特別な取り組みをするための欄というより、日々の積み重ねが自然と反映されるものです。ご家庭では、以下のような点を意識しておくとよいでしょう。

  • 提出物や宿題を期限内に出す習慣がついているか
  • 係活動や当番活動に責任を持って取り組めているか
  • 友人や先生とのコミュニケーションで、思いやりのある態度が取れているか
  • 体育祭・文化祭などの行事に主体的に関われているか

富士見市・ふじみ野市・志木市・新座市エリアなど東武東上線沿線の中学校でも、2学期は行事が集中しやすく、生活リズムが崩れると忘れ物や提出遅れにつながりやすい時期です。鶴瀬駅・みずほ台駅・志木駅・新座駅周辺にお住まいのご家庭では、行事の疲労で生活面がおろそかになっていないか、この時期にあらためて確認しておくとよいでしょう。

ご家庭でできるサポート

  1. 提出物の締め切りを一緒に確認し、前日までに準備を終える習慣づける
  2. 係活動や当番について、家庭でも「今日は何をしたか」を聞いてみる
  3. 行事や委員会活動への取り組みを、結果よりも過程として認め、声をかける
  4. 生活面で気になる変化があれば、早めに担任の先生に相談する

「行動の記録」は一朝一夕で変わるものではなく、日々の積み重ねが反映される欄です。テストの点数のように結果がすぐに見えるものではないからこそ、ご家庭での日常的な声かけが大切になります。

気になることがあれば早めの相談を

学校生活での様子について気になることがあれば、担任の先生や学年主任に相談することが基本になります。一方で、学習面と生活面の両方に不安がある場合は、通っている塾の先生に相談することで、家庭学習の計画づくりと合わせて、生活リズムの整え方についてもアドバイスを受けられることがあります。地域の受験事情に詳しい塾であれば、内申点全体のバランスを踏まえた志望校選びの相談にも対応してもらえるでしょう。

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