中学国語の定期テストで大きな配点を占めるのが、論説文・小説文の読解問題です。富士見市・ふじみ野市・三芳町・川越市・志木市・新座市エリアの中学校でも、2学期中間テストの範囲に新しい長文教材が入ることが多く、「文章は読めているのに設問で点を落とす」というお子さまが少なくありません。読解力は感覚的なものと思われがちですが、実は文章の種類ごとに読み方の型があり、型を知っているかどうかで得点が大きく変わります。今回は、論説文と小説文それぞれの読み方のコツと、設問タイプ別の解き方を整理して紹介します。
論説文の読み方|筆者の主張をつかむ
論説文は、筆者が「何を伝えたいのか」という主張を中心に組み立てられています。すべての段落を同じ重さで読むのではなく、主張が書かれている部分と、その根拠・具体例が書かれている部分を分けて読むことが大切です。
段落ごとの役割を意識する
論説文の段落は、大きく分けて「主張」「根拠・理由」「具体例」「まとめ」のいずれかの役割を持っています。段落の最初と最後の一文に注目すると、その段落が何のために書かれているかが見えてきます。特に、文章の冒頭と結論部分には筆者の主張が繰り返し書かれていることが多いため、この2か所は特に丁寧に読むようにしましょう。
接続語に注目する
「しかし」「だが」といった逆接の接続語のあとには、筆者が本当に言いたいことが続くことが多くあります。「つまり」「このように」のあとには、それまでの内容をまとめた主張が書かれています。「なぜなら」「例えば」のあとは根拠や具体例なので、主張そのものではないと見分けることができます。接続語に印をつけながら読む練習をすると、文章全体の構造がつかみやすくなります。
小説文の読み方|心情の変化を読み取る
小説文の設問の多くは、登場人物の心情やその変化を問うものです。小説文では、心情が直接書かれていないことが多く、行動・表情・情景描写から気持ちを推測する力が求められます。
表現から気持ちを推測する
「うつむいた」「声が震えた」「拳を握りしめた」といった行動や仕草の描写は、そのときの心情を表す手がかりになります。また、空の様子や周囲の風景を描いた情景描写も、登場人物の気持ちを間接的に表していることがあります。本文中のこうした表現に線を引きながら読むと、心情を問う設問に答えやすくなります。
場面の変化に注目する
小説文では、出来事のきっかけによって登場人物の気持ちが変化する場面がよく出題されます。「はじめはどんな気持ちだったか」「何がきっかけで、どう変わったか」を意識しながら読むと、心情の変化を問う記述問題にも対応しやすくなります。場面が変わる合図となる時間や場所の表現にも注目しておきましょう。
設問タイプ別の解き方
読解問題の設問は、いくつかのタイプに分けられます。タイプごとに解き方のコツを押さえておきましょう。
- 抜き出し問題:指定字数と文末の形(「〜こと」「〜から」など)を必ず確認してから本文を探す
- 選択問題:選択肢同士を見比べ、本文にない内容や言い過ぎている表現を含む選択肢から消していく
- 記述問題:設問が聞いていることを一文で言い換え、その答えに必要な要素を本文から探して組み立てる
- 指示語問題:「これ」「それ」が指す内容を、直前の文から順に探して当てはめて意味が通るか確認する
特に記述問題では、設問文をよく読まずに答え始めてしまい、聞かれていることとずれた解答になるミスがよく見られます。答える前に「何を」「どのように」問われているかを確認する習慣をつけることが、得点アップの近道です。
語彙力・背景知識を増やす方法
読解力の土台には語彙力があります。知らない言葉が多いと、文章の意味を正しくつかめず、設問の選択肢の違いも見分けにくくなります。
- 教科書やワークの文章に出てきた知らない言葉は、その場で辞書やスマートフォンで意味を調べてノートにまとめる
- 論説文でよく使われる言葉(客観・普遍・矛盾など)は、意味と使い方をセットで覚える
- 読書の時間をつくり、物語文・説明文どちらにも普段から触れておく
読書習慣がすぐに身につかない場合でも、教科書の文章を繰り返し音読するだけで語彙力や文章のリズムに慣れることができます。テスト範囲の文章は、設問を解いたあとにもう一度通して読み直しておくと、本文の内容がより定着します。
保護者の方ができるサポート
国語の読解力は一朝一夕には伸びにくい教科ですが、ご家庭でのちょっとした関わりが積み重なって力になります。テスト範囲の文章について「主人公はどんな気持ちだったと思う?」「筆者が一番言いたいことは何だった?」と話しかけてみると、お子さま自身の言葉で説明する練習になり、記述問題への対応力が自然と育ちます。川越駅やふじみ野駅、志木駅周辺の書店や図書館を利用して、教科書に載っている作者の別の作品に触れてみるのもおすすめです。テスト前には、本文を音読しながら段落ごとの役割を一緒に確認してあげると、お子さまの理解度も把握しやすくなります。
読解問題で伸び悩みが見られる場合や、記述問題の答え方について相談したい場合は、富士見市・ふじみ野市・三芳町・川越市・志木市・新座市エリアで、EIMEI教育学習塾グループのように国語の答案添削に力を入れている塾に相談するのも一つの方法です。
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