「英語は単語も文法も勉強しているのに、長文になると途端に点が取れない」——富士見市・ふじみ野市・志木市・新座市エリアの中学生を指導していると、こうした悩みをよく耳にします。実は長文読解には、単語・文法の知識とは別に「解き方のコツ」があります。本記事では、定期テストや高校入試で得点を伸ばすための長文読解の解き方を、設問パターン別に解説します。
中学生の英語で長文読解が難しい3つの理由
長文読解が苦手な中学生には、共通するつまずきポイントがあります。
- 1文1文は読めるが、文章全体の流れが追えない:単文の訳はできても、段落間のつながりが見えない
- 知らない単語が出てくると止まってしまう:1語わからないだけで読む手が止まるパターン
- 設問の意図がわからない:本文は読めたつもりでも、何を答えればいいかが不明
これらは「英語力が足りない」のではなく、長文を読むための「戦略」と「慣れ」が不足しているだけです。正しいアプローチを身につけると、見違えるほどスムーズに解けるようになります。英語の単語の覚え方については英単語の覚え方の記事も参考にしてください。
長文を解く前の「準備」が点数を左右する
設問を先に読む(先読み)
長文本文を最初から読み始める前に、設問(質問文)を先にチェックしてください。設問を読んでおくと、「どんな情報を探しながら読めばいいか」が明確になり、本文を読む速度と正確性が上がります。
- 固有名詞(人名・地名)が設問に出ている → 本文中でその名前が出てきたらマークする
- 「Why」「When」「Who」など疑問詞がある → それに対応する部分に集中して読む
- 「〇〇について正しいものを選べ」→ 選択肢も先に読んでおく
段落ごとのテーマを一言でメモする
長文を最初から全部理解しようとするのではなく、1段落読むごとに「この段落は何の話?」を一言で書く習慣をつけましょう。「主人公の紹介」「問題の発生」「解決策」「結論」など。こうすると、設問で「第3段落の内容として正しいものはどれか」という問題が出たときに迷わず戻れます。
設問パターン別の解き方
内容一致問題(〇×・選択式)
最も出題頻度が高い形式です。「本文の内容と合っているものを選べ」「〇か×か答えよ」という問題では、消去法が有効です。
- 選択肢の中の固有名詞・数字・日時に注目し、本文中の該当箇所と照合する
- 「all(すべて)」「always(いつも)」「never」などの強い表現が入った選択肢は×になりやすい
- 本文の言い換え(paraphrase)に注意:同じ内容を別の単語で表現している選択肢が正解のことが多い
指示語(it / they / this / that)の内容を問う問題
「下線部の it が指す内容を日本語で答えなさい」というタイプの問題です。
- 原則:指示語は直前の名詞(句・節)を指す。下線部の直前をまず確認する
- it・this は単数名詞、they・these は複数名詞(または直前の文の内容全体)を指すことが多い
- 見つけた内容を代入して意味が通るかを確認し、通れば正解
英語で答える問題
「〜について英語で答えなさい」という問題は、多くの場合本文中の一文または一部を抜き出すことで解けます。
- 設問の疑問詞(Who / What / When / Where / Why / How)に対応する文を本文から探す
- Because〜で始まる文(理由)、In / At / On〜で始まる文(場所・時間)に注目する
- 文法ミスを減らすため、なるべく本文の表現をそのまま活用する
日本語で答える問題・和訳問題
日本語での説明や和訳を求める問題は、意味のかたまり(チャンク)に分けて訳すのがコツです。
- 主語・動詞を先に確認してから、修飾語・補語を付け加える
- 関係代名詞や接続詞で長くなっている文は、区切りごとに前から理解する
- 「自然な日本語になっているか」を最後に確認する
長文読解力を上げる日常的な練習法
長文読解は「解き方」を知るだけでなく、読み慣れることが必要です。以下の練習を週3回以上続けると、3ヶ月後には読むスピードと正確性が大きく変わります。
- 教科書の本文を音読する(1日3〜5分):英語は黙読より音読の方が文の構造が掴みやすい。中1・中2の教科書を使って音読し直すのも効果的
- 既習の長文問題を「タイムトライアル」で解く:一度解いた問題を再度制限時間内に読みこなす練習で、速読力がつく
- 知らない単語は文脈から推測する習慣をつける:わからない単語を全部辞書で調べるのではなく、前後の文から意味を推測してから確認する
- 解いた後に必ず「解説を読む」時間を取る:正解・不正解よりも、なぜその答えになるかの理由を理解することが実力アップにつながる
エイメイ学院では、鶴瀬・みずほ台・ふじみ野・上福岡エリアの中学生を対象に、入試レベルの長文読解演習を夏期講習のカリキュラムに組み込んでいます。読むスピードが遅い・設問の解き方がわからない場合は、早めにご相談ください。
保護者の方ができるサポート
英語の長文読解は、家庭でのサポートが難しい分野に見えますが、保護者の方でも以下のことができます。
- 音読を聞いてあげる:英語がわからなくても「詰まらずにスラスラ読めているか」を確認するだけで十分。お子さまにとっても声に出すアウトプットの場になる
- 「今日の英語の長文はどんな話だった?」と聞く:日本語で内容を説明させることで読んだ内容の理解が深まる
- 問題集・テキストを一緒に選ぶ:書店でレベル別長文問題集を選ぶ際は「解説が日本語で詳しいもの」「設問の解説があるもの」を選ぶとひとりでも取り組みやすい
- 塾への相談を後押しする:長文読解の苦手は「勉強量」だけでは解決しないことも多く、解き方を教えてもらえるプロの指導が効果的。明成個別では、英語の長文読解を個別に丁寧に指導しています
まとめ|長文読解は「戦略」と「慣れ」で必ず伸びる
中学生の英語 長文読解の攻略ポイントを整理します。
- 設問を先読みしてから本文を読む「先読み戦略」を習慣にする
- 段落ごとにテーマを一言メモして全体構造を把握する
- 内容一致・指示語・英語で答える・和訳など、設問パターン別に解き方を使い分ける
- 毎日の音読・タイムトライアルで読み慣れることが長文力の底上げになる
富士見市立東中学校・富士見市立水谷中学校・ふじみ野市立西中学校・志木市立志木第一中学校・新座市立野寺中学校・川越市内の各中学校など、エリアを問わず英語の長文読解を苦手とする中学生は多くいます。夏休みに入る前に「長文の解き方」を身につけておくと、夏期講習での演習効果が格段に上がります。お子さまの英語に不安がある保護者の方は、今がサポートを始めるチャンスです。
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