「国語は勉強のしようがない」「文章は読めているのに点が取れない」。中学3年生のお子さまをお持ちの、富士見市・ふじみ野市・三芳町・川越市エリアの保護者の方から、よくいただくご相談です。東武東上線で志木・ふじみ野・川越方面の高校を目指すご家庭でも、国語は最後まで悩みが残りやすい教科です。
この記事では、埼玉県公立高校入試の国語で大きな割合を占める現代文(説明的文章・文学的文章)の読解について、秋から冬にかけての勉強法を保護者向けに整理します。
国語の読解で点を落とす3つの原因
- 本文のどこを根拠にするかが決まっていない:なんとなくの印象で選択肢を選んでしまう
- 設問の条件を読み落とす:「本文中の言葉を使って」「30字以内で」などの指示を見落とす
- 選択肢の言い換えに気づけない:本文と同じ意味なのに、表現が違うだけで消してしまう
いずれも「センス」ではなく、読み方の手順で改善できる部分です。ご家庭でも、手順を一緒に確認するだけで変わることがあります。
説明的文章:筆者の主張を「型」でつかむ
段落ごとの役割を意識する
- 序論:話題や問題提起が出てくる
- 本論:具体例・対比・理由づけが続く
- 結論:筆者の主張がまとめて書かれる
まず文章全体を、この3つに大まかに分けて読む練習をします。接続詞(しかし・つまり・したがって)に印をつけると、筆者が言いたいことがどこにあるか見えやすくなります。
要約の練習が記述問題につながる
各段落を15字程度で短くまとめる練習は、記述問題の土台になります。長い文章を最初から書くのではなく、キーワードを3つ拾ってつなぐところから始めましょう。
文学的文章:気持ちを「行動・会話・情景」から読み取る
- 心情が直接書かれていない場面は、表情・動作・会話を手がかりにする
- 情景描写(天気・景色・音)が、登場人物の心情を映していることがある
- 場面の前後で、気持ちがどう変わったかを矢印で整理する
答えは必ず本文の中にあります。自分の経験や想像で答えを作らず、「本文のどの言葉からそう言えるか」を毎回指でさして確認するのがコツです。
設問タイプ別の解き方
選択問題
- 本文と合わない部分が1か所でもあれば、その選択肢は消す
- 「必ず」「すべて」など強い言い切りの表現に注意する
- 最後は、選んだ根拠の箇所に線を引いて確認する
記述問題
- 設問の条件(字数・使う言葉・指定の書き出し)に先に印をつける
- 本文の言葉を使い、「〜だから、〜と感じた」のように理由と結論をそろえる
- 書いた後に、字数と語尾(〜から。〜こと。)を確認する
埼玉県の公立高校入試の学力検査には、「学校選択問題」と「通常の学力検査問題」があります。令和8年度の学校選択問題実施校のうち、当エリアに関係するのは川越・川越女子・川越南・所沢・所沢北・和光国際です。出題の形式や実施校は年度によって変わることがありますので、最新情報は埼玉県教育委員会や志望校の公式発表で必ずご確認ください。
秋から冬の進め方とご家庭でのサポート
- 週に2〜3回、1回30分で、過去問や問題集の文章を1題ずつ解く
- 解き終えたら、間違えた設問の「本文の根拠」を自分で探し直す
- 1日1回、新聞のコラムなど短い文章の要点を一文で言ってもらう
- 漢字・語句・文法は、毎日10分の積み重ねで安定して得点できる分野
保護者の方が国語を教える必要はありません。「この答えは、本文のどこから分かったの?」と尋ねるだけで、お子さまの根拠探しの習慣が育ちます。
「記述の添削をしてほしい」「どこでつまずいているのか分からない」というときは、塾の活用も一つの方法です。EIMEI教育学習塾グループでは、集団指導と個別指導に対応したエイメイ学院や、全問題チェックの個別指導塾明成個別など、お子さまの状況に合わせたご相談を承っています。
まとめ
- 国語の読解は、センスではなく「根拠を探す手順」で伸ばせる
- 説明的文章は段落の役割と接続詞、文学的文章は行動・会話・情景に注目する
- 選択問題は消去と根拠確認、記述問題は条件確認と理由・結論をそろえる
- 保護者の方は「本文のどこから?」の声かけでサポートできる
入試制度や日程は年度によって変わることがあります。最新情報は、埼玉県教育委員会や各校の公式発表、中学校からの配布資料でご確認ください。
EIMEI教育学習塾グループのご案内
富士見市・ふじみ野市・三芳町・川越市エリアで塾をお探しの場合、 EIMEI教育学習塾グループ までお気軽にご相談ください。
📖 もっと詳しく:埼玉県の高校入試と塾選び完全ガイド|塾選びトップページ|地域の塾一覧
