「机には向かっているのに、手が止まっている」「スマホを見始めると勉強に戻れない」。中学3年生の10月下旬は、入試本番まであと数か月というプレッシャーもあり、集中力が続かない・やる気が出ないというお悩みが増える時期です。川越市・ふじみ野市・富士見市・三芳町エリアのご家庭に向けて、保護者の方がご家庭でできる関わり方を整理します。
集中できない原因は「やる気の問題」とは限らない
お子さまが集中できないとき、つい「やる気がない」と受け取りがちですが、背景は一つではありません。まずは原因を切り分けてみましょう。
- 疲れ・睡眠不足:部活引退後の生活リズムの乱れや、夜更かしが影響していることがあります(睡眠と生活リズムの記事も参考にしてください)
- 課題が大きすぎる:「今日は数学を全部やる」など、何から手をつけてよいか分からない状態
- 分からない部分が多い:問題が解けないため、机に向かうこと自体がつらくなっている
- 不安やプレッシャー:志望校のことで頭がいっぱいになり、手が動かなくなる
- 誘惑が近くにある:スマホやゲームが手の届く場所にある(スマホ・ゲームのルールづくりの記事参照)
家庭でできる「集中しやすい環境」づくり
勉強を始めるハードルを下げる
- 最初の5分は「一番簡単な課題」から始める(英単語や漢字、計算など)
- 勉強の開始時刻を毎日そろえて、習慣にする
- 机の上には今やる教材だけを置く
- スマホは勉強中、別の部屋かリビングで預かる
時間を区切って取り組む
長時間ぶっ通しで勉強するよりも、30〜50分ほど取り組んで5〜10分休むというように区切る方法が、お子さまに合う場合があります。タイマーを使うと「あと何分」が見えて取り組みやすくなります。合う時間はお子さまによって異なりますので、数日試しながら調整してみてください。
勉強する場所を変えるのも一つの方法です。自宅・図書館・塾の自習室の使い分けは勉強する場所の選び方の記事で解説しています。
やる気が出ないときの声かけのコツ
- 「ちゃんとやりなさい」ではなく、「今日はどこから始める?」と一緒に決める
- できなかった点より、できたこと(机に向かった、10分続いた)に目を向ける
- 他の子や兄弟姉妹との比較は避ける
- 結果だけでなく、取り組む姿勢や工夫を認める
声かけの全般については保護者の声かけとメンタルサポートの記事もあわせてご覧ください。
「やる気」を待たず、小さな行動で動き出す
やる気は、出てから動くのではなく、動き始めると後からついてくることも少なくありません。そこで、次のような小さな行動の積み重ねをおすすめします。
- 毎日の基礎トレーニング(英単語・漢字・計算)を固定する(基礎トレーニングの続け方の記事)
- 1日の勉強を「やること3つ」に絞り、終わったらチェックを付ける
- 1週間ごとに、できたことを親子で一緒に振り返る
目標が小さければ達成感を得やすく、次の一歩につながります。
こんなときは、ひとりで抱え込まずに相談を
集中できない状態が長く続く、食欲や睡眠に変化がある、笑顔が減ったなど、心配な様子が見られるときは、中学校の先生やスクールカウンセラーなどにご相談ください。勉強面では、エイメイ学院や明成個別のような塾の面談で、学習の進め方や悩みを相談する方法もあります。入試日程や制度は年度で変わるため、最新情報は埼玉県教育委員会や各校の公式発表でご確認ください。
まとめ
- 集中できない原因は、疲れ・不安・課題の大きさなどさまざま。まず切り分ける
- 環境づくりと、時間を区切る工夫で取り組みやすくする
- 声かけは「一緒に決める」「できたことを認める」を意識する
- 小さな行動を積み重ね、やる気は後からついてくるものと考える
- つらそうなときは、学校や塾に早めに相談する
入試直前期の過ごし方は入試直前期の過ごし方の記事もご覧ください。
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