2学期が始まり、中間テストや実技教科の授業が本格化するこの時期、保護者の間で「〇〇中学校は内申が厳しい」「隣の中学校の方が評定が付きやすい」といった噂を耳にすることがあります。川越市・ふじみ野市・富士見市・三芳町・志木市・新座市エリアでも、複数の中学校の様子を比べて不安になるご家庭は少なくありません。この記事では、内申点(評定)のつけ方の仕組みと、中学校ごとにばらつきが生まれる背景、保護者の方ができる対策を整理します。
評定のつけ方の基本ルールはどの中学校でも共通
観点別評価にもとづく絶対評価
公立中学校の評定は、学年内の順位で機械的に決まる相対評価ではなく、学習指導要領にもとづく絶対評価です。各教科を「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点で評価し、それを積み上げて5段階の評定に置き換える仕組みは、どの中学校でも共通しています。観点別評価の詳しい仕組みは以下の記事もあわせてご覧ください。
- 定期テストの得点(知識・技能の評価材料の一つ)
- 提出物・ノート・小テストの状況
- 授業中の発言やグループワークへの取り組み方
それでも評定にばらつきが生まれる理由
定期テストの難易度の違い
定期テストの問題は各中学校・各教科担当の先生が作成するため、難易度に差が出ることがあります。同じ実力のお子さまでも、テストの難易度によって得点が変わり、結果として評定に影響することは起こり得ます。これは中学校の「厳しさ」というより、出題の作り方の違いによるものです。
提出物・授業態度の評価基準の違い
「主体的に学習に取り組む態度」の評価は、テストの点数のように数値化しにくい観点です。提出物の期限の見方や授業態度の捉え方は、担当する先生によって多少の違いが出ることは否定できません。ただし、これも学校単位というより教科・教員ごとの違いに近く、「学校全体が甘い・厳しい」と単純に言い切れるものではありません。
保護者の方ができる3つの対策
- お子さまが通う中学校の評価の傾向を、三者面談や個人面談で先生に確認する
- 定期テストの得点だけでなく、提出物・授業態度も日頃から意識させる
- 内申点だけでなく北辰テストの偏差値もあわせて、志望校選びの判断材料にする
内申点を上げるための具体的な方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
内申点と学力検査点、両方の視点で志望校を考える
埼玉県公立高校入試は、内申点と当日の学力検査点の合計で合否が決まります。中学校ごとの評定のばらつきが気になる場合も、北辰テストの偏差値という「県内共通のものさし」をあわせて見ることで、お子さまの立ち位置をより客観的に把握できます。内申点の点数化の仕組み、北辰テストの偏差値の活かし方については、以下の記事もご参照ください。
迷ったら早めに塾や学校に相談を
「評定が思ったより低かった」「他の中学校の様子と比べて不安になる」と感じた場合は、一人で抱え込まずに担任の先生や塾に早めに相談することをおすすめします。地域の受験事情に詳しい塾であれば、中学校ごとの傾向も踏まえたうえで、お子さまに合ったアドバイスを受けられます。
EIMEI教育学習塾グループのご案内
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