夏休みが終わり2学期が始まると、多くの中学校で最初に配布されるプリントのひとつが「進路希望調査」です。三者面談とは別に、生徒本人・保護者が記入して提出するこの調査は、担任の先生が今後の進路指導を進めるうえでの大切な資料になります。「まだ志望校を決めきれていないのに、どう書けばいいの?」と戸惑う保護者の方も多いのではないでしょうか。富士見市・ふじみ野市・三芳町・川越市・志木市・新座市エリアの中学3年生の保護者の方に向けて、進路希望調査を書く前に確認しておきたいポイントをまとめます。
「進路希望調査」とは何か
三者面談・調査書とは別のもの
進路希望調査は、2学期に入って早い時期に中学校から配布されることが多いプリントで、現時点での志望校の方向性(公立・私立、学科の希望など)を保護者・生徒が記入して提出する書類です。夏の三者面談で話し合った内容をもとに、学校側が生徒一人ひとりの進路希望を改めて文書として把握するために実施されます。内申書(調査書)とは別物で、成績そのものが記載されるわけではありませんが、その後の進路指導や二者・三者面談の資料として活用されます。配布時期や様式は中学校によって異なるため、詳細はお子さまの中学校からの案内を必ず確認してください。
これから複数回、似た調査がある
2学期の進路希望調査は一度きりではなく、多くの中学校では2学期・3学期にかけて複数回同様の調査が行われ、内申点の見込みや北辰テストの結果を踏まえながら志望校を徐々に絞り込んでいく流れになります。最初の調査で書いた内容が最終決定というわけではないので、現時点の希望を正直に書くことが大切です。
記入前にご家庭で確認しておきたいこと
プリントを渡されてから慌てて書くのではなく、記入前に次のような点をお子さまと話し合っておくと、記入がスムーズになります。
- 1学期の内申点(評定)の見込みと、目標にしたい高校の評定ライン
- 夏休みまでの北辰テストの結果と、志望校判定の推移
- 志望校が学校選択問題の実施校か、通常の学力検査問題の実施校か
- 公立第一志望の場合、私立の併願校をどのあたりの範囲で考えるか
- 通学時間・通学ルート(東武東上線沿線など)に無理がないか
特に学校選択問題の実施校かどうかは、その後の学習の方向性に直結します。実施校・出題傾向は年度によって変わる可能性があるため、最新情報は埼玉県教育委員会や志望校の公式発表で必ず確認するようにしましょう。
記入時によくある悩みと考え方
「まだ決めきれない」場合はどう書く?
2学期の時点で志望校を完全に一つに絞り込めているご家庭は、実はそれほど多くありません。第一志望が定まっていない場合は、「現時点でA高校を検討中」「公立第一志望、私立は併願で検討中」など、今の状況をそのまま書いて問題ありません。無理に一校に決め打ちする必要はなく、迷っていることを先生に伝えることで、今後の面談で具体的なアドバイスをもらいやすくなります。
第一志望と併願校のバランス
公立高校が第一志望の場合、私立高校は「万が一のときの併願校」という位置づけになるご家庭が多いですが、私立高校の中にも学力・校風の面で公立と並ぶくらい魅力的な選択肢があります。第一志望だけでなく、併願候補についてもある程度の方向性を書けるよう、夏の間に集めた学校説明会や個別相談会の情報をもとに、お子さまと候補を2〜3校に絞っておくとよいでしょう。
提出後、2学期にやるべきこと
進路希望調査を提出した後は、その内容が「仮の方向性」であることを忘れず、2学期の学習・生活の中で次のような点を意識していきましょう。
- 2学期の内申点に直結する定期テスト・授業態度・提出物への取り組み
- 秋以降の北辰テストで志望校判定を継続的にチェックする
- 気になる高校の学校説明会・個別相談会の日程を早めに確認する
- 面談の機会があれば、進路希望調査に書いた内容の変化を先生に伝える
進路希望調査はあくまで現時点でのスナップショットであり、2学期・3学期の頑張り次第で志望校の選択肢は十分に広がります。お子さまが「まだ決まっていないから」と不安にならないよう、ご家庭では「今の希望を素直に書けば大丈夫」と声をかけてあげることが大切です。学習面で内申点や北辰テストの対策に不安がある場合は、EIMEI教育学習塾グループのように、志望校選びの相談と学習サポートを合わせて受けられる地域の塾を活用するのも一つの方法です。
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