2学期に入り、多くの中学校では「総合的な学習の時間」を使った探究学習やテーマ学習の発表会が本格化する時期です。実はこの時間の取り組みも、9教科の評定とは別に調査書(内申書)の「総合的な学習の時間の記録」欄として記載されます。評定には表れないこの欄が埼玉県公立高校入試でどのように扱われるのか、川越市・富士見市・ふじみ野市・三芳町・志木市・新座市エリアの保護者の方向けに解説します。
調査書の「総合的な学習の時間の記録」欄とは
調査書には9教科の評定(5段階評価)とは別に、「総合的な学習の時間の記録」という欄が設けられています。ここには、生徒がどのようなテーマで探究学習や調べ学習に取り組んだか、その活動内容や担当教員から見た評価が記述式で記載されます。数値による評定ではなく、文章による記録である点が大きな特徴です。
「総合所見」欄との違いに注意
以前の記事で取り上げた「総合所見」欄は、学年末に担任の先生が生徒の学校生活全体を振り返って記す総括的なコメント欄でした。一方、「総合的な学習の時間の記録」欄は、探究学習・調べ学習といった特定の活動内容に絞って記録される点が異なります。似た名前で混同しやすいので、保護者の方はこの違いを押さえておくとよいでしょう。
2学期に取り組みが本格化しやすい理由
多くの中学校では、文化祭でのグループ発表や地域学習のフィールドワークまとめなど、総合的な学習の時間の成果発表が2学期に集中する傾向があります。1学期にテーマを決めて調べ、2学期に発表・まとめを行うという流れの学校が多いため、この時期の取り組み姿勢が記録として色濃く残りやすいと考えられます。
- 地域の歴史・産業・環境などをテーマにした調べ学習
- グループでの発表資料づくり・プレゼンテーション
- 職業調べ・上級学校調べなどのキャリア教育の一環
- 地域の施設や図書館を活用した資料収集
内申点への影響はどう考えればよいか
この欄は記述式であり、9教科の評定のように直接点数化されるものではありません。ただし調査書全体の印象を形づくる要素の一つであり、特色選抜の面接や作文・小論文の中で、生徒自身が探究学習での経験を語る場面もあります。日頃からテーマ設定や発表への取り組み方を大切にしておくことは、点数以外の面でも受験に役立つ可能性があります。
ご家庭でできるサポート
総合的な学習の時間は、お子さま自身の主体性が問われる場面が多い学習です。ご家庭では次のような形でサポートしてみてください。
- テーマ決めに迷っているときは、興味のある分野について会話の中で一緒に考える
- 発表準備の進捗を聞き、期限に余裕を持って取り組めているか確認する
- 地域の図書館や公民館など、資料収集に使える身近な場所を一緒に調べる
- 発表が終わったら、うまくいった点・難しかった点を振り返る時間を作る
定期テストの勉強や北辰テスト対策に意識が向きがちな2学期ですが、こうした日々の学習の積み重ねも調査書に反映される大切な要素です。ふじみ野市・富士見市・三芳町・川越市エリアでは、内申点全体を意識した学習習慣づくりをサポートしてくれる塾もありますので、テスト対策とあわせて相談してみるのもよいでしょう。
EIMEI教育学習塾グループのご案内
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