中学英語の2学期期末テストや高校入試の文法問題で、意外と失点が集中しやすいのが使役動詞・知覚動詞です。富士見市・ふじみ野市・三芳町・川越市・志木市・新座市エリアの中学校でも、「make/let/have」や「see/hear/feel」のあとに動詞を続けるとき、to不定詞にしてしまったり、うっかり三人称単数のsをつけてしまったりするミスが目立ちます。今回は、使役動詞と知覚動詞のルールを整理し、定期テストと入試で確実に得点できるようにするためのポイントをまとめます。
なぜ使役動詞・知覚動詞でミスが起きるのか
これまで習ってきた一般動詞の多くは、目的語のあとに動詞を続けるときtoを伴う不定詞(to+動詞の原形)を使います。例えばI want him to study.(私は彼に勉強してほしい)のような形です。ところが使役動詞・知覚動詞は例外で、目的語のあとに動詞の原形をそのまま置くのが基本ルールです。それまで身につけてきた「動詞のあとはto不定詞」という感覚が邪魔をしてしまい、to studyやto seeのようにtoを入れてしまう誤りが非常に多く見られます。ルールを一つの表としてまとめて覚えておくことが、ミスを防ぐ一番の近道です。
使役動詞(make・let・have)の使い方
使役動詞は「〜に…させる」という意味を表しますが、make・let・haveでニュアンスが異なります。この違いを意識して覚えると、単なる暗記よりも定着しやすくなります。
makeの使い方(強制のニュアンス)
makeは「相手の意思に関係なく、強制的に〜させる」というニュアンスです。My mother made me clean my room.(母は私に部屋を掃除させた)のように、〈make+目的語+動詞の原形〉の形になります。cleanの前にtoを入れないことがポイントです。
letの使い方(許可のニュアンス)
letは「〜することを許可する」というニュアンスです。My father let me use his computer.(父は私に彼のパソコンを使わせてくれた)のように、相手がやりたいことを止めずに許すときに使います。
haveの使い方(依頼・当然のニュアンス)
haveは「〜してもらう」「(立場上)当然〜させる」というニュアンスで、目上の人が部下や業者に何かを依頼する場面などでよく使われます。I had him fix my bike.(私は彼に自転車を修理してもらった)のように使います。3つとも形は共通していて、動詞の原形をそのまま続ける点を必ず押さえておきましょう。
知覚動詞(see・hear・feelなど)の使い方
原形不定詞をとる基本形
see(見る)・hear(聞く)・feel(感じる)などの知覚動詞も、使役動詞と同じく〈知覚動詞+目的語+動詞の原形〉の形をとります。I saw him cross the street.(私は彼が通りを渡るのを見た)のように、crossの前にtoを入れないのが正しい形です。「動作の最初から最後まで丸ごと見た・聞いた」ことを表すときは、この動詞の原形(原形不定詞)を使います。
動作の途中を強調するときはing形
一方で、動作の一部分・途中の様子を見た・聞いたことを強調したいときは、動詞の原形の代わりにing形(現在分詞)を使うこともできます。I saw him crossing the street.(私は彼が通りを渡っているところを見た)のように、動作が進行中だった場面を切り取るイメージです。定期テストでは原形とing形のどちらも正解になる文が出題されることがあるので、まずは原形不定詞の基本形をしっかり覚えることを優先しましょう。
受動態にするときの注意点
使役動詞・知覚動詞の文を受動態にするときは、原形不定詞にtoが復活するというルールがあり、ここも入試でねらわれやすいポイントです。
- 能動態:My mother made me clean my room.
- 受動態:I was made to clean my room by my mother.
- 能動態:I saw him cross the street.
- 受動態:He was seen to cross the street by me.
能動態のときはtoなしの原形、受動態になった瞬間にtoが必要になる、という変化のルールをセットで覚えておくと、書き換え問題で慌てずに対応できます。なお、letは受動態にするとき原形のまま使えないため、be allowed toで代用するという特殊なルールがある点も余裕があれば押さえておきましょう。
定期テスト・入試でよくあるミスと見分け方
- 動詞の原形の前にtoを入れてしまう → make/let/have、see/hear/feelのあとはtoなしが基本
- 動詞に三人称単数のsやedをつけてしまう → 原形不定詞は主語や時制に関係なく常に原形
- help(手伝う)を使役動詞と混同する → helpはto付き・原形どちらも可という別ルールの動詞なので注意
- 受動態でtoを忘れる → 能動態から受動態にする際はtoを復活させる
迷ったときは、文中の動詞に「make/let/have」「see/hear/feel」のどれかがあるかをまず確認し、その直後の目的語のあとに続く動詞の形だけをチェックする、という手順で見直す習慣をつけると、ケアレスミスをかなり減らせます。
保護者の方ができるサポート
使役動詞・知覚動詞は暗記事項というより「動詞のあとの形」に注目する読み方の練習が必要な単元です。ご家庭では、お子さまが英作文やワークを解いているときに「そのあとの動詞、toはいる?いらない?」と一言声をかけてあげるだけでも、見直しの意識づけにつながります。教科書の英文を音読する際も、make/let/have、see/hear/feelが出てきたら少し立ち止まって、そのあとの動詞の形を確認する習慣をつけておくと、定期テストだけでなく高校入試の文法問題にも対応しやすくなります。
使役動詞・知覚動詞のような紛らわしい文法事項をまとめて整理したい場合は、富士見市・ふじみ野市・三芳町・川越市・志木市・新座市エリアで、EIMEI教育学習塾グループのように文法の解説に力を入れている塾に相談するのも一つの方法です。
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