2学期の中間テストが近づき、内申点への関心がさらに高まる時期です。「学力検査点:内申点の比率が高校ごとに違う」ことはご存じの保護者の方も多いと思いますが、実は内申点そのものの計算方法にも、学年ごとの評定をどう扱うかという学校の裁量が関わっています。今回は川越市・ふじみ野市・富士見市・三芳町・志木市・新座市エリアの保護者の方向けに、内申点における「学年別の重み」という視点を解説します。
内申点(調査書点)はどう作られるか(おさらい)
埼玉県公立高校入試では、中学校が作成する調査書の評定(9教科×5段階)をもとに内申点が算出され、学力検査点とあわせて合否判定に用いられます。学力検査点と内申点をどのくらいの比率で合算するかは高校ごとに定められており、この点はすでに本サイトでも取り上げてきました。加えて、調査書に記載される評定を中1・中2・中3のどの学年からどう反映させるかについても、高校ごとの選抜基準によって扱いが異なります。
「学年別の重み」とは何か
各高校は「入学者選抜基準」として、学力検査点・調査書点・その他の資料をどのように点数化して合否判定に用いるかを公表しています。この中には、中1・中2・中3のどの学年の評定をどの程度重視するかという考え方も含まれます。すべての学年を同じ比重で扱う高校もあれば、学年が上がるほど比重を高める高校もあるなど、具体的な扱いは学校によって異なります。どの学年をどの程度重視するかという具体的な内容は、必ず志望校が公表する最新の入学者選抜基準でご確認ください。
なぜ学年によって扱いを変える高校があるのか
中学校生活の中で、学習内容の難易度や生活面での成長度合いは学年によって変化します。中3になってからの伸びや直近の学習状況をより重視したいと考える高校もあれば、中1からの積み重ねを重視したいと考える高校もあり、選抜基準の違いはそれぞれの高校が求める生徒像や教育方針を反映したものと考えられます。志望校がどのような考え方を採用しているかを知ることは、志望校選びの判断材料の一つになります。
保護者が確認しておきたいポイント
志望校選びの際、内申点の学年別の扱いについて確認しておくとよい点をまとめました。
- 志望校の入学者選抜基準が公表されているか(学校公式サイト・学校説明会資料で確認)
- 調査書点の算出に中1・中2・中3の評定がどのように反映されるか
- お子さまが学年を通じて評定を伸ばしてきたタイプか、直近で伸びているタイプか
- 同じ通学圏内でも学校によって考え方が異なる場合がある点
- 選抜基準は年度によって見直される可能性がある点
ご家庭でできること
「中1の内申点はもう取り返せない」と諦めてしまう保護者の方もいらっしゃいますが、選抜基準は高校によって異なるため、志望校次第では直近の学年の頑張りがしっかり評価される場合もあります。まずは志望校がどのような選抜基準を採用しているかを説明会や公式サイトで確認し、そのうえで今の学年でできることに集中して取り組むのが現実的です。2学期の中間テスト・期末テストに向けた学習計画を立てる際は、こうした選抜基準の情報も踏まえて優先順位を考えるとよいでしょう。
川越市・ふじみ野市・富士見市・三芳町・志木市・新座市エリアには、内申点対策と学校選択問題の対策を並行して進める塾もあります。志望校の選抜基準を踏まえた学習計画づくりについて、一度相談してみるのも一つの方法です。
EIMEI教育学習塾グループのご案内
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