6月下旬〜7月上旬は、多くの中学校で1学期期末テストの時期を迎えます。中学3年生にとって、この時期のテストは高校受験の内申点に直接影響する非常に重要な局面です。「うちの子、勉強しているけど本当に大丈夫?」「内申点って定期テストの点数だけで決まるの?」とご不安をお持ちの保護者の方も多いのではないでしょうか。本記事では、埼玉県公立高校受験を見据えた1学期期末テストと内申点の関係について、保護者の方向けにわかりやすく解説します。
埼玉県公立高校入試における内申点の仕組み
内申点(評定)とは何か
埼玉県の公立高校入試で使われる内申点とは、中学1〜3年生の9教科(国語・数学・英語・理科・社会・音楽・美術・技術家庭・体育)の評定(各5点満点)を合計した最大45点満点の点数です。この内申点は学力検査(5教科の筆記テスト)と合わせて合否判定に使われます。
一般選抜の合否判定では、内申点と学力検査の点数が一定の比率で配点されます。特色選抜(推薦型)ではさらに内申点の割合が高くなる場合もあります。いずれにせよ、内申点は入試の合否を左右する重要な要素であることを、まず保護者の方に知っておいていただきたいポイントです。
3年間すべての評定が使われる
埼玉県の公立高校入試では、中学1年・2年・3年の全学年の評定が内申点として使われます(調査書に記載)。「3年生だけ頑張ればいい」と思われる方もいらっしゃいますが、1年生・2年生の成績もしっかり算入されます。その一方で、中3の成績は最後まで上書きできるという面もあります。特に3年生の1学期末の評定はその後の2学期・3学期(一部の高校では2学期末まで)の成績とともに最終的な内申点を形成するため、今この時期の取り組みが非常に大切です。
1学期期末テストが内申点に与える影響
評定は「テスト+提出物+授業態度」で決まる
中学の評定(1〜5の数字)は、定期テストの点数だけで決まるわけではありません。多くの学校では以下の3つを組み合わせて評価されます。
- 知識・技能:定期テスト・小テストなどの点数
- 思考・判断・表現:記述問題・レポート・発表などへの取り組み
- 主体的に学習に取り組む態度:提出物の提出状況・授業への参加姿勢・ノートの記録など
テストで点数が取れていても、提出物を忘れたり授業態度に問題があると評定が下がる場合があります。逆に、テストがやや低くても提出物をきちんと出し積極的に授業に参加することで、評定が上がるケースもあります。この「3観点評価」の仕組みを保護者の方がご理解いただくと、お子さまへの声かけや支援の内容も変わってくるはずです。
実技4教科は特に意識的な取り組みが必要
音楽・美術・技術家庭・体育の4教科(いわゆる「実技4教科」)は、定期テストだけでなく実技パフォーマンスや制作物の評価が大きなウェイトを占めます。例えば体育の球技・水泳、美術の作品制作、技術家庭の実習レポートなど、日常の授業での取り組みそのものが評定に直結します。
実技4教科で評定4〜5を取ることができると、内申点の合計が大きく底上げされます。川越市・富士見市・ふじみ野市・志木市・新座市の中学校でも、実技4教科の評定が全体的に高い生徒ほど内申点が有利になる傾向があります。
富士見市・ふじみ野市・川越市周辺の中学校の期末テスト時期の目安
東武東上線沿線エリアの各市の中学校では、一般的に以下の時期に1学期期末テストが実施されます(学校によって異なります。必ず学校の年間行事予定でご確認ください)。
- 富士見市(みずほ台・鶴瀬・水谷・針ヶ谷地区):おおむね6月下旬〜7月上旬
- ふじみ野市(上福岡・大井地区):おおむね6月下旬〜7月上旬
- 三芳町:おおむね7月上旬
- 川越市(川越駅・西川越・霞ヶ関周辺):おおむね6月下旬〜7月上旬
- 志木市・新座市・朝霞市:おおむね6月下旬〜7月上旬
- 坂戸市・東松山市:おおむね7月上旬
テスト2〜3週間前から本格的な対策を始めることが理想です。特に中3の1学期は部活動の引退前の時期と重なる場合も多く、時間管理が難しい局面でもあります。今のうちから計画的な学習スケジュールを立てておくことが重要です。
1学期期末テストで内申点を伸ばすための具体的対策
主要5教科の対策ポイント
- 国語:漢字・文法の暗記事項を早めに完成させ、記述問題の練習も。授業のノートや教科書の傍線部を丁寧に復習する。
- 数学:公式の暗記だけでなく、類題演習を繰り返す。ワークの問題を解き直す習慣をつける。
- 英語:単語・熟語の暗記と文法の確認。教科書本文の内容把握と和訳練習。リスニング対策も忘れずに。
- 理科・社会:用語の暗記と仕組みの理解を両立する。図表・グラフの読み取り問題も出題されるため、教科書の図版を確認する。
実技4教科と「提出物」の徹底
- ワーク・プリントを期限内に必ず提出する(遅れて出すのは厳禁)
- 体育・音楽の授業では積極的な姿勢を示す(技術が低くても意欲が伝わることが重要)
- 美術・技術家庭のレポートや作品は丁寧に仕上げる
- ノートは授業の内容をしっかり記録し、提出求められたら清書する
「提出物を出すだけ」ではなく、丁寧に・内容を埋めて・期限を守って提出することが評定に結びつきます。保護者の方は、お子さまが宿題・提出物を持ち帰ってきたタイミングで声をかけ、期限管理をサポートしてあげることが効果的です。
「今の内申点」を把握することから始める
まず現時点での内申点(直近の通知表の評定)を確認し、志望校の内申点目安と照らし合わせることが大切です。例えば川越高校(偏差値67〜69程度)を志望するなら内申点38〜42程度、富士見高校(偏差値46〜50程度)であれば内申点25〜32程度が一般的な目安とされています(年度・参考値によって異なります)。北辰テストの偏差値と内申点の両方を把握したうえで、地域の塾の先生に「今の状態と目標のギャップ」を相談してみましょう。
夏休み前に塾へ相談するメリット
6月〜7月は、塾への相談・入塾のベストタイミングのひとつです。夏休み前に塾の先生に相談することで、以下のようなメリットがあります。
- 1学期の成績を踏まえた夏休みの学習計画を立ててもらえる
- 苦手科目を夏休み中に集中的に補強できる
- 志望校の偏差値・内申点目安に対する「今の位置」を客観的に確認できる
- 夏の北辰テスト(8月回)に向けた対策が間に合う
- 部活動の引退後に勉強モードに切り替えるサポートを受けられる
富士見市(みずほ台・鶴瀬)・ふじみ野市(上福岡・大井)・三芳町・川越市エリアで中学生のお子さまをサポートしている エイメイ学院 や 明成個別 では、現在の内申点・成績・志望校を踏まえた個別相談に対応しています。「まだ受験まで時間があるから大丈夫」ではなく、今の時期から動くことで夏の取り組みの質が変わります。
保護者チェックリスト:1学期期末テスト直前にやること
- ☑ お子さまの1学期期末テストの日程・科目を確認した
- ☑ 直近の通知表の評定(内申点)を志望校の目安と比較した
- ☑ テスト2〜3週間前から勉強計画を立て始めた
- ☑ 提出物の期限をお子さまと一緒に確認している
- ☑ 実技4教科の授業・提出物にも意識を向けるよう声かけをした
- ☑ 夏休み前に地域の塾で相談予約を入れた(または検討している)
- ☑ 部活動の引退時期・その後の学習シフトについて家族で話し合った
- ☑ 内申点を上げる方法・埼玉県公立高校入試の仕組みの記事も読んだ
中3の夏は「受験の天王山」とも言われます。その夏を充実させるための土台となるのが、今この時期の1学期期末テストへの取り組みです。お子さまの頑張りをサポートするために、保護者の方も情報を整理してこの時期を乗り越えましょう。より詳しい受験準備については中3夏休みの高校受験勉強法もあわせてご参照ください。
EIMEI教育学習塾グループのご案内
富士見市・ふじみ野市・三芳町・川越市エリアで塾をお探しの場合、 EIMEI教育学習塾グループ までお気軽にご相談ください。
- エイメイ学院|集団指導と個別指導の両方に対応した教育学習塾
- 明成個別|全問題チェックの個別指導塾
- Elena個別指導女子|女子専用の個別指導塾
- EIMEI予備校|大学受験専門予備校(鶴瀬)
📖 もっと詳しく:埼玉県の高校入試と塾選び完全ガイド|塾選びトップページ|地域の塾一覧
