「模試を受けたけど、結果の見方がわからない」「偏差値が出たけど、どう活かせばいいの?」——富士見市・ふじみ野市・志木市・新座市・川越市エリアの保護者の方から、模試に関するこうしたご相談をよく受けます。
模試は受けっぱなしにしてしまうと、時間もお金も無駄になってしまいます。模試は「受けること」ではなく「活かすこと」に最大の価値があります。本記事では、中学生が模試を最大限に活用するための受け方・結果の読み方・次の勉強への落とし込み方を解説します。
中学生が模試を受けるべき理由
定期テストは「学校で習った範囲をどれだけ理解しているか」を測るテストです。一方、模試は「今の実力が入試本番でどのくらい通用するか」を測るテストです。この違いをお子さまと一緒に理解しておくことが大切です。
- 現在地の把握:志望校合格に必要な偏差値と、今の偏差値のギャップが明確になる
- 弱点の発見:教科・単元ごとの得点分布が出るため、何を優先すべきかがわかる
- 本番の練習:時間配分・問題形式・緊張感を体験できる
- 学習計画の修正材料:半年後・3ヶ月後・1ヶ月後と定期的に受けることで、勉強の効果測定ができる
特に中学3年生は、夏休み前(6〜7月)から模試を定期的に受け始めることが受験対策の第一歩です。
埼玉の中学生が受けるべき模試の種類
北辰テスト(北辰図書)
埼玉県の中学生にとって最重要の模試が北辰テストです。埼玉県内の私立高校では、北辰テストの偏差値が「確約(単願・併願の目安)」の判定基準として採用されている場合が多く、実質的に進路決定に直結します。
富士見市立水谷中学校・ふじみ野市立西中学校・志木市立志木第一中学校・新座市立野寺中学校など地域の中学校に通うお子さまが、星野高校・西武学園文理高校・山村学園高校・川越東高校などの私立高校を受験する場合は、北辰テストの結果が特に重要になります。
全国規模の模試・塾内模試
北辰テスト以外にも、塾が主催する模試や全国規模の模試を受けることで、全国水準での立ち位置を把握できます。川越高校・川越女子高校・所沢北高校・大宮高校などのトップ公立校を目指すお子さまは、埼玉県内だけでなく全国規模での競争を意識することも大切です。EIMEIグループでは、北辰テストの対策と結果分析を塾内でサポートしています。
模試当日の受け方・準備のポイント
前日までの準備
- 新しい問題集は解かない:前日に新しい内容を詰め込もうとすると、かえって混乱します。これまでの復習に留める
- 持ち物を確認する:受験票・鉛筆・消しゴム・コンパス・定規など、必要なものを前日夜に揃える
- 睡眠を優先する:7〜8時間の睡眠をとり、脳の状態を最高に整えて臨む
当日の心構え
- わからない問題を引きずらない:難問は後回しにして、解ける問題を確実に取る
- 時間配分を意識する:各教科の開始直後に全体の問題量をチェックし、配分を決める
- マークミスを防ぐ:マークシート形式の場合は5問ごとにずれがないか確認する
模試は「今の実力を測る場」なので、結果が悪くても落ち込む必要はありません。現実を知ることが次への第一歩だとお子さまに伝えてあげてください。
模試の結果の見方|偏差値・判定の正しい読み方
偏差値とは何か
偏差値は「受験者全体の中での位置」を示す数値です。偏差値50が平均点で、受験者の上位約16%が偏差値60以上、上位約2%が偏差値70以上になります。点数そのものではなく「どの位置にいるか」を見るものであることをご理解ください。
また、模試ごとに受験者層が異なるため、同じ偏差値でも模試の種類によって意味合いが変わります。北辰テストは埼玉県内の受験生が多く受けるため、埼玉県の公立・私立入試に最も直結した指標と言えます。
志望校判定の「A〜E」の読み方
- A判定:合格圏内。ただし油断は禁物——維持するための勉強が必要
- B判定:合格の可能性が高い圏内。弱点補強で安定させる
- C判定:五分五分。得意科目を伸ばしつつ苦手科目を引き上げる戦略が必要
- D・E判定:現状では厳しい。受験まで残り時間を逆算して集中的な対策が必要
D・E判定でも、受験本番3ヶ月前からの集中対策で合格圏に入るケースは珍しくありません。判定に一喜一憂するのではなく、次の行動に移ることが大切です。
模試の見直しが最も重要|解き直しの手順
模試で最も重要なのは、返却後の見直しです。多くの中学生が「結果を見て終わり」にしてしまいますが、それでは模試を受けた意味の半分以上が失われます。
見直しの3ステップ
- ステップ1:間違えた問題を分類する:「知識不足で解けなかった」「わかっていたのにケアレスミス」「解き方がわからなかった」の3種類に分ける
- ステップ2:「解き方がわからなかった」問題を最優先で解き直す:教科書・参考書で該当単元を復習してから再度チャレンジする
- ステップ3:1週間後にもう一度解く:見直し直後に解けても、1週間後に解けなければ定着していない。スケジュールに「模試の再チャレンジ」を入れる
明成個別では全問題チェックの個別指導で、模試の見直しについても講師が一緒に確認します。「どこでつまずいているか」が客観的にわかるため、自分ひとりで見直しをするより効率的です。
模試の結果を次の勉強計画に活かす方法
- 教科ごとの偏差値を比較する:「数学は偏差値55だが英語は48」なら、英語の底上げが優先課題
- 単元ごとの正答率を確認する:模試の成績表には単元別の得点率が記載されていることが多い。正答率が低い単元を集中的に復習する
- 次の模試までの期間を逆算する:次の北辰テストまで何週間あるかを確認し、弱点単元に使える時間を計算する
- 目標偏差値との差を数値化する:「あと偏差値3上げる必要がある」と具体的な数字で目標を持つと、勉強のモチベーションが持続しやすい
保護者の方へ|模試結果を受けたときの声かけのコツ
模試の結果が良くなかったとき、保護者の方がどう反応するかによって、お子さまのやる気は大きく変わります。以下のポイントを参考にしてください。
- NGワード:「この成績じゃ○○高校は無理」「もっと勉強しなきゃダメでしょ」——プレッシャーをかけると逃避につながりやすい
- 推奨ワード:「どの科目が課題だったか一緒に見てみようか」「次までに何を頑張るか決めよう」——行動に目を向ける声かけが効果的
- 結果より「何を学んだか」を聞く:「今回の模試でどこが弱いってわかった?」と問いかけることで、お子さまが自分で課題を言語化する習慣がつく
富士見市・ふじみ野市・三芳町・新座市・朝霞市・川越市エリアの中学生の模試対策・進路相談については、エイメイ学院でも随時受け付けています。北辰テストの結果をもとにした志望校の絞り込みや、弱点補強のカリキュラム相談もお気軽にどうぞ。
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