埼玉県の中学生のご家庭にとって、私立高校の 「個別相談会」 と 「併願優遇」 は、進路選択を考えるうえで避けて通れない仕組みです。「先輩のお母さんから『絶対に個別相談に行きなさい』と言われた」「学校説明会と個別相談ってどう違うの?」「併願優遇を取ると本当に合格できるの?」といった疑問をお持ちの保護者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、富士見市・ふじみ野市・川越市エリアの私立高校受験を毎年サポートしている EIMEI教育学習塾グループ の指導経験から、私立高校の個別相談と併願優遇の仕組みを保護者向けに整理して解説します。
埼玉県の私立高校入試スケジュール
埼玉県の私立高校入試は、毎年 1月22日以降 に集中して実施されます。これは公立高校入試(2月下旬)よりも約1ヶ月早いタイミングです。多くの中学生は私立を「併願校(公立がメインで私立は保険)」として受験するため、私立で合格を確保してから公立入試に臨むのが一般的な流れです。
ただし、私立を 第一志望 とする生徒もおり、その場合は「単願(必ず進学する約束で受験する)」という形で出願することになります。単願と併願では、合格の基準も入試の優遇度も大きく異なります。
「個別相談会」とは何か
個別相談会とは、入試前(主に 10月〜12月)に各私立高校が開催する、受験生・保護者と高校の入試担当者が1対1で面談する会のことです。学校説明会とは別物で、より具体的・個別的な受験相談ができる場として位置づけられています。
個別相談会で持参するもの
- 通知表のコピー(中1〜中3の評定)
- 北辰テストの個人成績表(直近3〜4回分)
- 各種検定の合格証(英検・漢検・数検など)
- 志望理由のメモ(口頭で答えられるよう準備)
これらの資料をもとに、高校の入試担当者が「お子さまの場合、本校の入試で合格可能性が高いかどうか」を判断し、目安を伝えてくれます。
「併願優遇」「確約」の仕組み
個別相談会で内申点や北辰偏差値が高校の基準を満たしていると判断されると、 「併願優遇」 または 「確約」 という形で、事実上の合格内定が出ます。表現は高校により異なりますが、内容は大きく分けて以下のようなものです。
- 併願優遇|公立を第一志望とした場合、私立入試でほぼ確実に合格させますという約束
- 単願優遇|「単願で出願するなら必ず合格させます」という確約
- 奨学生制度|内申・偏差値が高い場合、入学金や授業料の一部・全部が免除になる優遇
「ほぼ確実」「事実上」と表現したのは、 正式な合格通知は入試後に出される ためです。個別相談で確約をもらっても、入試当日に著しく低い得点を取ったり、出願書類に不備があったりした場合は不合格になる可能性があります。とはいえ、実態としては「個別相談で確約をもらえれば、入試当日は形式的なもの」と考えてよいケースが大半です。
基準(合格基準)はどう決まる?
各私立高校は、コース別・併願/単願別に 「内申基準」 や 「偏差値基準」 を設けています。たとえば、ある高校の特進コース併願優遇の基準が「5教科の評定合計が20以上 または 北辰偏差値64以上」となっていれば、どちらか一方を満たせば優遇対象となります。
基準を満たさない場合
基準にわずかに届かない場合でも、 個別相談に行く価値はあります。理由は以下のとおりです。
- 特別活動・検定加点で基準クリアになる可能性がある
- 10月→11月の北辰で偏差値が上がれば再相談に行ける
- 「もう少し上がれば併願優遇が出る」と具体的な目標を提示してもらえる
よくある誤解
誤解1:「個別相談は強制ではない」と思っている
埼玉県の私立高校では、 個別相談に行かないと事実上合格が難しい 仕組みになっている高校がほとんどです。基準をはるかに上回る成績の場合や、奨学生制度を狙う場合を除き、併願校に決めた私立には必ず個別相談に行くのが定石です。
誤解2:「内申点さえあれば大丈夫」と思っている
多くの私立高校は「内申点 または 北辰偏差値」のどちらかを基準にしています。内申が低くても、北辰偏差値が基準値を超えていれば併願優遇は取れます。逆に内申が高くても、北辰偏差値が著しく低いと審査対象外になる場合もあります。
EIMEI教育学習塾グループの私立対策
EIMEIグループでは、生徒一人ひとりの志望校に応じた「個別相談前の準備」をサポートしています。
- 9月・10月の北辰テストで偏差値を確実に上げる対策
- 定期テスト対策による中3 9教科評定の最大化
- 志望校別の基準把握と相談先の優先順位付け
- 個別相談会の練習と当日の持ち物準備
「個別相談ってどうやって受けるの?」「うちの内申だとどの私立に併願優遇が取れる?」といった疑問は、お近くのEIMEIグループ各校舎にお気軽にご相談ください。
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